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「異物」の文脈に思いを馳せよー『トラウマの現実に向き合う』の紹介

この前、1人の他者として尊重されない苦痛、相手の価値観や感情で規定されてしまうことへの拒否感について書いたのだけれど、書いた後に、確か似たようなことについて分かりやすく書いた本があったな、と思って探してみたらあった。水島広子の『トラウマの現…

死、もしくは詩

一番最初に死を意識したのはいつだろう。 わたしの場合は小学生の頃、一人でシャワーを浴びていた時だ。シャワーの穴から延々とお湯が出てくるのを下からぼんやりと見上げていたら、急に時間というものや毎日というものがこれからも延々と連なっていくのだと…

光、もしくは祈り

世界は美しいのよと人は言う。それはわたしも知っている。 世界の優しさ美しさを知ってもなお暗い方へ暗い方へと進む心、というのがある。確実にある。人は優しいと知っていても、この世には信じるに値するものがあると分かっていても、自分の怒りや妬みや劣…

暗澹たる圧倒的現実を知れ

「世の中には2種類の人間しかいない。貧困を知る者とそうでない者だ」。という言葉があるかどうかは知らないけれど、あってもおかしくないんじゃないか、とか思う。 うちの親族は貧困を知らない。そしてわたしも貧困を体験したことはないのだが、仕事では貧…

こんにちは中二【中二の教科書3点】

【中二】もしくは【厨二】 捩じ切れる自意識と孤独の中、ただただ無限に劣等感を膨らませる暗黒の時代。己の力を過信して周囲を蔑みあげつらい、その倍以上に己を憎む。性と死を渇望しながらも大半のものを拒絶する。命をかけた自己陶酔。疾風怒濤の季節。 …

不自由で残酷な子ども時代を生き抜くために【本】

子ども時代は厳しい。よく「社会は厳しい、世間は厳しい」とは言うけれど、それを言うなら子ども時代だって相当厳しい。 子どもたちは、一見自由であるかのように見えるけれど、実際はまったく自由ではない。考えてみれば当たり前だ。親の都合に左右され、そ…